第一三共、国内3工場で設備投資/抗体薬物複合体の生産強化
2017年4月28日
第一三共(東京都中央区)は27日、抗体薬物複合体(以下:ADC)の生産体制を拡充するため、国内3工場で設備投資を行うと発表した。
初期投資額は約150億円。同社グループの国内3工場においてADCの生産ラインを順次増設し、バイオ医薬品の生産規模を2021年までに現在の3倍以上に拡大する予定。
今回の設備投資により、同社ADCフランチャイズの治験薬安定供給を通じた開発加速と、将来的な製品の安定供給を確保する。
■ 設備投資概要
初期投資額:約150億円
対象:第一三共グループ 国内3工場
増設品目:抗体薬物複合体(ADC)
生産規模:バイオ医薬品の生産規模を2021年までに現在の3倍以上