タカラスタンダード、福岡・鞍手町の物流センターが完成
2017年5月1日
住宅設備機器メーカーのタカラスタンダード(大阪市城東区)は26日、鞍手工場内に建設を進めていた福岡物流センターが完成し、5月8日より本格稼動すると発表した。
完成した新物流センターは、トラックの着車が可能なトラックバースを建物の3面に設置したことで、商品の入出庫作業が同時に行えるようになり、トラックの待機時間削減や作業効率の向上を目指した高回転の物流施設となる。
施設全体として、延床面積は従来の2倍となり、十分な保管スペースが確保され、出荷能力・保管能力ともに今後の受注量増加に対応できる体制となる。また、1日当たりの出荷能力は約1.2倍に増強され、同社が目標とする「完全自社倉庫対応化」に向けて大きく前進したとしている。
■ 物流施設概要
所在地:福岡県鞍手郡鞍手町大字中山字重見155番16、177番10
投資額:約30億円
延床面積:約24,200㎡
階層:5フロア
搬送設備:エレベーター 2基、パレット品用垂直搬送機 4基
竣工:2017年4月6日
稼働予定:2017年5月8日