TOTO（福岡県北九州市）は4月28日、TOTOタイランド敷地内に、衛生陶器生産工場を建設すると発表した。

　新工場は投資額93億円で延床面積は6万8千㎡。衛生陶器の量産工場と位置付け、腰掛大便器・洗面器を中心とした生産を予定し、2017年5月の着工、2019年4月の本格稼動を目指す。

　これまでの地産地消の生産体制に加え、アジア・オセアニア地域を世界の供給基地として生産体制を充実させる。また、タイ国内での安定した供給体制を構築するとともに、高級ブランドのイメージ浸透を図る。