カネカ（大阪府大阪市）は9日、欧州の100%出資のグループ会社であるカネカユーロジェンテックS.A.（ベルギー王国リエージュ州セラン市）において、バイオ医薬品の生産能力を増強すると発表した。

　受託製造用の2,200リットルの大型培養槽一式を含む大型GMP製造設備を新設するもので、設備投資額は約50億円、2020年の稼動を予定している。

　今回の設備投資により、生産能力は現状の約4倍となり、営業体制も強化し、バイオロジクス事業を拡大させる。