日本タングステン、佐賀県の基山工場を増設
2017年5月15日
タングステン、ファインセラミックスなどの精製加工を行う日本タングステン(福岡県福岡市)は11日、基山工場(佐賀県基山町)に建屋を増築すると発表した。
投資額は約10億円。建築面積は約4,100㎡。2017年8月の着工、2018年3月の竣工を予定する。
今回、主力商品であるNTダイカッター事業の需要拡大に対応し生産能力の増強を図るため、基山工場に建屋を増築し、専用スペースを拡張する。
NTダイカッターは、紙オムツ等サニタリー製品を高速・高精度で切断する超硬合金製ロータリーカッターで、北米、欧州、中国、タイに加工工場、販売拠点を設置し、グローバルに展開している。
今回の増築により、NTダイカッターの生産能力は現在の2倍となる。合わせて、将来の新事業用スペースも確保し、今後の成長に備える。
■ 増設概要
所在地:佐賀県三養基郡基山町大字園部3173番地2
投資額:約10億円
建築面積:約4,100㎡
生産品目:NTダイカッター
生産能力:現在の2倍
着工予定:2017年8月
竣工予定:2018年3月