日清ヨーク、関東新工場が竣工/「ピルクル」「十勝のむヨーグルト」など生産
2017年5月17日
日清ヨーク(東京都中央区)は15日、埼玉県羽生市に建設を進めていた「関東新工場」が竣工したと発表した。
近年、健康志向の高まりを受け、乳酸菌飲料やドリンクヨーグルトの市場が拡大しており、今後も需要の拡大が見込まれることから、生産能力を約1.5倍に高めた新工場を建設した。
工場は、基幹商品である乳製品乳酸菌飲料「ピルクル」や日本初の飲むヨーグルト「十勝のむヨーグルト」などを生産する。最新鋭の生産設備の導入により、自動化、省人化による生産性の向上を図るとともに、HACCP (ハサップ) 方式に対応した衛生的な工場となる。
また、工場内に開発研究所を併設することで、商品開発から生産まで一貫してスピーディーに対応できる体制を構築した。
今後同社は、関東新工場と既存の関西工場 (兵庫県西脇市) の2拠点より、全国に安定的に製品を供給することで、2020年度の売上高目標143% (2015年実績比) の達成を目指す。
■ 新工場概要
工場名:日清ヨーク(株) 関東新工場
所在地:埼玉県羽生市上村君堤根272
投資額:約80億円
敷地面積:31,905㎡
延床面積:3,553㎡
生産品目:「ピルクル」「十勝のむヨーグルト」他
生産能力:29万リットル/日
竣工:2017年5月15日