デンソー福島、本社敷地内に新工場建設 8月着工
2017年5月22日
デンソーは19日、子会社のデンソー福島(福島県田村市)に新工場を建設すると発表した。
新工場建設と生産拡大に伴う投資額は、2023年までに約150億円を予定。2017年8月に着工し、2018年7月に完成、2018年10月から順次生産を開始する計画。これにより、従業員数は2023年頃には約600名まで増加する予定。
デンソー福島では、従来から生産しているカーエアコンやエンジンクーリングモジュール(ECM)などの自動車用熱機器製品に加え、新工場で新たにガソリンエンジン用燃料系製品のフューエルポンプ、インジェクターを生産する計画。
デンソー福島は熱機器製品中心の専業拠点から、デンソーグループの東日本における複数製品の生産を担う拠点として、さらなる顧客対応力の向上に取り組むとしている。
■ 設備投資概要
所在地:福島県田村市船引町光陽台26番地(田村西部工業団地内)
投資額:約150億円(2023年まで)
主な生産品目:ガソリンエンジン用燃料系製品のフューエルポンプ、インジェクター
従業員数:約600名(2023年頃)
着工予定:2017年8月
完成予定:2018年7月
生産開始予定:2018年10月