スプレッド、京都の植物工場「テクノファームけいはんな」が着工
2017年5月23日
農業ベンチャーのスプレッド(京都市下京区)は22日、京都府木津川市にて、次世代型植物工場「テクノファームけいはんな」を着工したと発表した。
完成は2017年末を予定しており、単一のレタス工場としては世界最大級の生産能力を持ち、栽培工程の自動化を実現した植物工場となる。
施設は、「低コスト」「環境対応」「グローバル展開」をテーマに、国内の設備機器メーカーと共同で自動化栽培や水のリサイクル技術、環境制御技術、植物工場専用LED照明開発やIoT技術のイノベーションを実現。オペレーションコストの削減と環境負荷の軽減に成功した。
日産3万株のレタスを生産し、『ベジタス』ブランドとして全国に出荷する。さらに、研究開発に特化した施設の設置も計画している。
■ 新工場概要
名称:テクノファームけいはんな
所在地:京都府木津川市木津川台9丁目5-5
敷地面積:11,550㎡
建物面積:3,950㎡
構造:鉄骨造 2階建て
生産品目:リーフレタス
生産能力:3万株/日
工場タイプ:人工光型植物工場(研究開発施設含む)
着工:2017年5月
完成予定:2017年12月予定
稼動・出荷予定:2018年以降