大同薬品工業、群馬県館林市にドリンク剤の新工場 投資額60億円
2017年5月29日
ダイドーグループホールディングスは26日、100%子会社でドリンク剤の開発・製造を行う大同薬品工業(奈良県葛城市)が群馬県館林市に新工場を建設すると発表した。
投資額は約60億円。敷地面積は約27,000㎡。ドリンク剤を年間1億5千万本製造する。2019年末の完成、2020年初頭の稼働開始を予定している。
近年、国内のドリンク剤市場は、少子高齢化やエナジードリンクなどの新たなカテゴリー商品の台頭等により厳しい市場環境が続いているが、一方で消費者の健康・美容志向の高まりによって、美容系ドリンク剤を中心に伸長傾向が見込まれている。
こうした市場環境の中、顧客ニーズに対応するため、首都圏に新工場を建設することとした。工場は、高い製造品質と安定的な供給体制を整備し、近年高まりを見せているBCP対策の一環として生産のリスク分散にも対応する。
■ 新工場概要
名称:関東工場
所在地:群馬県館林市下早川町字内屋110番7
投資額:約60億円
敷地面積:約27,000㎡
生産品目:ドリンク剤
生産能力:1億5千万本/年
完成予定:2019年末
稼働予定:2020年初頭