住友ゴム工業、トルコのタイヤ工場で開所式/乗用車用ラジアルタイヤの製造
2015年10月26日
タイヤ、精密ゴム製品などを製造する住友ゴム工業(本社:兵庫県神戸市、東京都江東区)は23日、トルコに建設していたタイヤ工場で、10月14日に開所式を行ったと発表した。
現在、経済成長が著しいトルコにおいて、自動車用タイヤの需要が増加しているだけでなく、欧州、中東、北アフリカ、ロシア市場に近い利点があることから建設を決定。トルコ工場の本格稼動によりトルコおよび周辺市場への供給体制を強化する。
投資額は約5億USドル(約600億円)、敷地面積は約100ha。今年の6月にタイヤの生産を開始しており、2015年末までに日産4000本、2019年末までに同3万本まで拡大させる計画。
また、開所式にはエルドアン大統領をはじめとする政府関係者、来賓、地域住民など約1200人が出席した。
■ 新工場概要
会社名:Sumitomo Rubber AKO Lastik Sanayi ve Ticaret A.S.
所在地:トルコ共和国チャンクル県
投資額:約5億USドル(約600億円)※1USドル=120円で換算
生産開始:2015年6月
生産能力:4,000本/日(2015年末)
:30,000本/日 (2019年末)
資本構成:住友ゴム工業 80%、Abdulkadir Ozcan Lastik Sanayi ve Ticaret A.S. (AKO) 20%
事業内容:乗用車用ラジアルタイヤの製造・販売