住友精化（大阪市中央区）は5月30日、韓国子会社のスミトモセイカ ポリマーズ コリア カンパニー リミテッドが高吸水性樹脂製造設備を増設すると発表した。

　建設地は大韓民国全羅南道麗水市。投資額は約80億円。増設能力は年間59,000トンで、既存能力と併せて118,000トンとなる。2018年12月の稼働開始を予定している。

　今回、アジア地域における高吸水性樹脂市場は、経済成長を背景に今後も拡大が見込まれることや、同社製高吸水性樹脂の「アクアキープ」の需要増に対応する為、増設を決定した。