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三菱電機、相模工場の衛星機器生産棟が竣工

2017年6月5日

 三菱電機(東京都千代田区)は1日、鎌倉製作所相模工場内に建設していた、衛星機器生産棟が竣工したと発表した。

 投資額は約30億円。建築面積は7,428㎡。延床面積は9,935㎡の鉄骨造 2階建 高さ11m。太陽電池パネル、衛星構体用パネル、アンテナ等を製造。2017年10月の稼働開始を予定している。

 今回、鎌倉製作所相模工場に「衛星機器生産棟」を建設し、大型精密機械加工機や自動溶接機などの生産設備を導入して生産能力を従来比最大2倍に増強。

 工場内に点在していた製造・試験エリアの集約による、部品の製造から各種パネルの製造・試験までを一貫して行う体制を構築し、さらなる工期短縮・コスト低減・品質向上に取り組む。

 今後、鎌倉製作所で2019年7月竣工予定の「新衛星生産棟」による衛星生産能力の増強と併せ、同社の宇宙システム事業は2021年度に売上高1,500億円を目指す。

■ 生産棟概要

所在地:神奈川県相模原市中央区宮下一丁目1番57号
投資額:約30億円
建築面積:7,428㎡
延床面積:9,935㎡
構造:鉄骨造 2階建 高さ11m
主な生産品目:太陽電池パネル、衛星構体用パネル、アンテナ、他
環境・省エネ対策:太陽光発電システム(発電容量 56kW)、ヒートポンプ式空調システム、LED照明(約1,200台)、電力設備監視システム
竣工:2017年5月
稼働予定:2017年10月

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