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コープネット事業連合、野田船形物流センターが稼働

2017年6月13日

 コープネット事業連合(埼玉県さいたま市)は9日、宅配サービス「コープデリ」の物流センターとして、同事業連合で最大規模となる野田船形物流センター(千葉県野田市)を新たに開設し、6月9日から順次稼動を開始すると発表した。

 野田船形物流センターはコープネットグループ6会員生協のうち、コープみらい、いばらきコープ、とちぎコープの組合員から注文されたグロサリー食品やパンなどの商品をオーダーごとに仕分け、配達容器にセットする施設。

 グロサリー食品の仕分けラインは、自動化システム(商品の自動補充・自動詰合せ・「eye-navi」)を採用し、作業負荷軽減と省人化を図れる設備となっている。パンの仕分けラインは、生産性向上を目指し、フロントピックと「eye-navi」システムを導入した。

 このほか、野田船形物流センターでは、宅配サービス「コープデリ」で毎週組合員に配布する商品カタログを個人別にセットする施設を併設し、8月より稼動を開始する予定だとしている。

■ 施設概要

事業所名:コープネット野田船形物流センター
所在地:千葉県野田市船形1642-1
敷地面積:30,388㎡
延床面積:62,290㎡
構造:鉄骨構造4階建、ランプウェイ
セットライン:グロサリー3本 、パン4本
出荷エリア:コープみらい(うち、千葉県・東京都)・いばらきコープ(茨城県)・とちぎコープ(栃木県)
稼働:2017年6月9日

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