食用油脂の製造を行うＪ-オイルミルズ（東京都中央区）は15日、岡山県倉敷市の玉島ハーバーアイランドで建設を進めていた大豆搾油の新工場が完成し、6月13日に竣工式を行ったと発表した。

　敷地面積は28,250㎡。延床面積は7,164㎡。主に大豆油と大豆ミールを生産する。

　施設は、ＪＡ全農の子会社であるＪＡ西日本くみあい飼料と全農サイロとともに、3社が各々建設した搾油工場、飼料工場、原料サイロによって高品質な製品を製造する食品・飼料コンビナートとなる。

　今回、Ｊ-オイルミルズにとって約50年ぶりの大豆搾油工場の建設であり、安定的に高稼働を確保するためのダウンサイジングと最新鋭の設備による生産ラインの自動化・合理化により、最少要員での稼働、低コスト、高歩留まりを実現し、高い生産性を実現する。