日本フルハーフ、本社厚木工場ラインを増設/ウィングルーフ車など増産
2017年6月16日
被牽引車、各種自動車用車体を製造する日本フルハーフ(神奈川県厚木市)は15日、ウィングルーフ車、温度管理車のラインの生産能力を増強すると発表した。
同社は、2017年3月に架装納期が長期化していた「ザ☆冷凍車」「バントレーラ」「コンテナ」の生産能力を増強したが、トラックメーカーのポスト新長期対応車両への切り替えにおいても、旧型車の車体架装が追いついておらず、国土交通省からその登録の猶予期間を設けられている状況だという。
こういった状況から、主力製品であるウィングルーフ車の生産量を増強するため、本社厚木工場ラインの2直体制を検討していた。今回、材料手配、人員の配置等、2直体制の目途が立ったことから生産能力を増強する。
また、温度管理車についてもラインの合理化、生産性の向上を図り、生産能力を増強する。
■ 増設概要
所在地:神奈川県厚木市上依知上ノ原3034(本社工場内)
生産品目:ウィングルーフ車
生産能力:従来生産量の2~3割アップ
増産開始予定:2017年10月