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武田薬品工業、ドイツ オラニエンブルク工場が完成/投資額120億円

2017年6月20日

 武田薬品工業(大阪市中央区)は16日、ドイツのブランデンブルク州にあるオラニエンブルク工場内に建設を進めていた製造施設が完成したと発表した。

 投資額は約1億ユーロ(約120億円)。そのうち約2,300万ユーロはブランデンブルク州とドイツ政府から50%ずつの支援を受けている。延床面積は21,400㎡。2017年末の稼動開始を予定する。

 オラニエンブルク工場は、固形製剤(錠剤およびカプセル)専用工場として同社のグローバル生産ネットワークにおいて重要な役割を担っている。

 同工場では、消化器系疾患治療剤(消化性潰瘍治療剤パントプラゾール等)、中枢神経系疾患治療剤(大うつ病治療剤Trintellix等)、循環器系疾患治療剤(心血管疾患予防剤Magnyl等)をはじめ、幅広い種類の医薬品を製造し、世界100ヶ国以上に供給しているという。

■ 新製造施設概要

名称:M3P3
所在地:ドイツ ブランデンブルク州 オラニエンブルク 16515 レーニッツ通り70-98
投資額:約1億ユーロ(約120億円)
延床面積:21,400㎡
着工:2014年8月
完成:2017年6月
稼動開始予定:2017年末

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