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日東電工、台湾の新工場が落成/自動車ワイヤーハーネス結束用PVCテープを生産

2015年10月28日

 粘着テープなどの包装材料・半導体関連材料・光学フィルムなどを製造する日東電工(本社:大阪市北区)は26日、台湾にある子会社「台湾日東電工」敷地内に建設していた新工場の落成式を行った。

 落成したのは5億台湾元(約18.6億円)を投じられた第3工場で、自動車ワイヤーハーネス結束用PVCテープを製造。生産能力を1.2倍に増強する。

 自動車のエレクトロニクス化により、電子部品の搭載量が増え、接続ケーブルの搭載量が増加していることや、社会的に環境規制が強まる中、自動車部品の軽量化が求められていることから需要が増加。現在、日本、上海、台湾の3拠点で生産を行っているが、今回、主力工場である台湾での生産能力を増強することでグローバルでの需要増に対応していくという。

■ 新工場概要

所在地:台湾日東電工 立地加工区内
投資額:約18.6億円
生産品目:ワイヤーハーネス結束用PVCテープ
竣工:2015年10月

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