ジェイテクト、モロッコに電動パワーステアリングの新工場/投資額31億円
2017年6月29日
ジェイテクト(大阪市、名古屋市)は28日、モロッコで同社初めての生産拠点「JTEKT AUTOMOTIVE MOROCCO S.A.S. (以下:JAMO)」を2017年9月に設立すると発表した。
自動車部品の需要増が期待されるモロッコで、JAMOは電動パワーステアリングの生産・供給により、各メーカーのニーズに対応する。
今後、北アフリカでの生産拠点を足がかりとして、在モロッコの顧客を含め北アフリカや中東のマーケットに進出する。また需要の拡大に伴い、拠点の強化を図るとともに現地開発区と連携し、ローカルサプライヤの発掘・育成を推進していく。
■ 新工場概要
会社名:JTEKT AUTOMOTIVE MOROCCO S.A.S.(JAMO)
所在地:モロッコ王国 タンジェ州 タンジェ オートモーティブ シティ内
設立:2017年9月
資本金:9,600千ユーロ(約12億円)
出資比率:JTEKT EUROPE S.A.S. (および JTEKT AUTOMOTIVE LYON S.A.S.) 100%
投資額:約31億円
敷地面積:約65,000㎡
建屋面積:約11,000㎡
事業内容:電動パワーステアリングシステムの製造販売
社員数:約60人 (開始時点)
生産能力:約23万台/年 (開始時点)
竣工予定:2019年2月
生産開始予定:2020年央