京セラドキュメントソリューションズ、三重の第7工場が量産開始
2017年7月5日
京セラドキュメントソリューションズ(大阪市中央区)は6月30日、三重県度会郡の玉城工場敷地内で第7工場が完成し、量産を開始(完全自動化)したと発表した。
玉城工場では主にプリンターや複合機の消耗品であるカラートナーの生産を行っている。第7工場ではカラートナーコンテナ(消耗品)の生産を、樹脂成形・組立・トナー充填・梱包までの全工程を全自動で行う。第7工場の稼働により玉城工場でのカラートナーコンテナの生産能力を、2020年には現在の2倍以上に拡大する予定。
生産性が高い完全自動化ラインの導入によって、消耗品であるトナーコンテナのコストダウンを図ると共に、国内生産の競争力を高める。また、高騰する海外生産拠点の人件費等に影響を受けにくい生産体制を構築する。
さらに、品質、ラインの稼働状況など工場内の情報を見える化し、収集したデータを自動的にフィードバックするなど、IoTを活用したスマートファクトリーへの取り組みを行う。
■ 新工場概要
名称:京セラドキュメントソリューションズ(株) 玉城工場 第7工場
所在地:三重県度会郡玉城町野篠字又兵衛704-19
投資額:約13億円
建設面積:3,621㎡
構造:鉄骨1階建て 約51x71m
生産品目:トナーコンテナ(消耗品)
着工:2016年7月
量産開始:2017年3月(完全自動化6月)