西垣林業、愛知県豊田市に製材工場/2018年の操業開始
2015年10月28日
木材加工・製材を行う西垣林業(本社:奈良県桜井市)は豊田市御船町山ノ神に製材工場を建設する。
豊田市は利用適齢期を迎えた三河の林業地区約3万ヘクタールの人工林の擁しているが、大量の木材を出荷する流通体制が整っていないことなどから、2015年6月より製材工場の実施事業者の公募を行っていた。今回、同社が選出されたことによる工場の新設。10月22日に同市役所にて締結式が行われた。
事業計画によると、開発区域面積約52,500㎡、工場用地約30,000㎡を市が造成し、賃貸借契約を締結。同社が製材工場を建設し、運営する。延床面積は約3,000㎡。製品保管庫、中温乾燥機、高温乾燥機などの設備を導入。2016年中頃より建物設計、2017年に着工、2018年の操業開始を予定。操業5年後には原木取扱量45,000㎥を目指す。
■ 新工場概要
所在地:愛知県豊田市御船町山ノ神56-116ほか2筆
工場用地面積:約30,000㎡
延床面積:約3,000㎡
導入設備:製品保管庫、中温乾燥機、高温乾燥機など
生産品目:ヒノキ柱及び土台(JAS認定)、ヒノキ板類、スギ柱(JAS認定)、スギ間柱及び板類、チップ材
生産計画:原木取扱量45,000㎥(操業後5年)
建物設計開始予定:2016年中頃
着工予定:2017年
操業予定:2018年