NTN、能登製作所内の熱処理工場が完成
2017年7月7日
軸受大手のNTN(大阪市西区)は7月6日、石川県羽咋郡にあるNTN能登製作所内の熱処理工場が完成したと発表した。
軸受の製造工程は、「鍛造」「旋削」「熱処理」「研削」「組立」の順に進行するが、これまで旋削工程後、製品を三重県桑名市に輸送して熱処理加工を行っていた。今回、NTN能登製作所の敷地内に熱処理工場が完成したことで、鍛造から組立まで能登地区における一貫生産体制が可能となる。
工場内は、新しい熱処理加工技術の導入により、設備のコンパクト化と生産性の向上、品質の向上を実現。徹底した省エネルギー仕様による環境に配慮した工場となっている。
■ 新工場概要
会社名:(株)NTN能登製作所
所在地:石川県羽咋郡志賀町若葉台38番地(NTN能登製作所 敷地内)
延床面積:約6,600㎡
事業内容:軸受の熱処理加工
従業員:約20名(稼働時)
着工:2016年7月
竣工:2017年7月
稼働開始予定:2017年夏