三菱地所、「ロジクロス神戸三田」が竣工/さとう専用BTS
2017年7月10日
三菱地所(東京都千代田区)は6日、兵庫県神戸市北区において開発を進めていた「ロジクロス神戸三田」が 6月19日に竣工し、7月6日に竣工式を行ったと発表した。
開発地は、中国自動車道・六甲北有料道路「神戸三田」ICに至近であること、工場・倉庫等が集積した工業団地内に位置し24時間運営が可能であること、付近には住宅地を擁しており安定的な雇用確保が期待できることの3つの利点を兼ね備えており、西日本広域の配送をカバーする好立地に位置している。
施設は、近畿の大手流通グループである(株)さとう専用のBTS(ビルド・トゥ・スーツ)型物流施設となる。また、プロセスセンター(鮮魚・精肉・惣菜加工センター)に倉庫を併設した、冷蔵・冷凍・常温の3温度帯に対応した施設となっており、「PC(鮮魚・精肉・惣菜の加工・配送センター)」機能、「DC(常温商品の在庫型配送センター)」機能、「TC(生鮮・日配食品などのチルド商品および常温商品の通過型配送センター)」機能を併せ持つ総合物流拠点として7月から本格稼働を開始する。
■ 物流施設概要
所在地:兵庫県神戸市北区赤松台一丁目2番39
敷地面積:20,000.93㎡
延床面積:14,464.67㎡
構造:S造、地上2階建
設計監理監修:(株)フクダ・アンド・パートナーズ
設計・施工:清水建設
用途:倉庫兼プロセスセンター(BTS型物流施設)
着工:2016年6月17日
竣工:2017年6月19日