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日清食品、ハンガリーの新工場が竣工/投資額41億円

2017年7月10日

 日清食品ホールディングスは7日、子会社であるハンガリー日清の新工場 (ハンガリー国 ケチケメート市) が2017年7月6日に竣工したと発表した。

 同社グループの欧州事業は、1993年のドイツ日清の設立以来、「カップヌードル」や「出前一丁」などのグローバルブランドを中心に、欧州全域に販路を広げつつある。

 また、欧州発のブランドとして2012年に発売した焼そばタイプの「Soba」も、売上が拡大している。さらに同社と英国の大手食品メーカー Premier Foods社 (以下:PF社) との2016年3月の業務提携契約の締結により、PF社ブランドのOEM生産や日清ブランドの販路拡大など、協業によるシナジーも生まれている。

 欧州の中央に位置するハンガリー日清は、2004年の設立以来、生産拠点として欧州地域に製品の供給を行ってきた。今回の新工場建設により、今後さらに拡大が見込まれる欧州の需要に向け生産能力を高めるとともに、世界水準の高品質な製品の安定的な供給体制を構築する。

■ 新工場概要

会社名:Nissin Foods Kft. (ハンガリー日清)
所在地:6000 Kecskemét, Momofuku Street 4, Hungary
投資額:約33百万ユーロ (約41億円)
敷地面積:50,000㎡
延床面積:17,884㎡
生産品種:カップ麺、袋麺
稼働開始:2017年7月1日

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