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ダイト、本社工場内に第八製剤棟建設/投資額35億円 10月着工

2017年7月13日

 後発薬など医薬品の製造販売を行うダイト(富山県富山市)は11日、本社工場内に第八製剤棟を建設すると発表した。

 同社は、市場の急速な拡大が見込まれる抗癌剤等の高薬理活性領域への取組みを重要視しており、高薬理活性製剤事業の研究開発体制の整備・強化を図るとともに、治験薬製造や製剤から包装までの一貫製造が可能な体制を完備している。

 高薬理活性領域への取組みとしては、本社構内で高薬理活性製剤を製造する「第七製剤棟」が2014年12月に竣工したことに続き、高薬理活性原薬・製剤の開発と分析や治験薬等少量製品の生産を行う「高薬理R&Dセンター」が2017年6月に竣工した。

 今回、これらに続き本社工場敷地内にて「第八製剤棟」を新設し、今後増加が見込まれる高薬理活性領域のジェネリック製剤製品や高薬理活性領域の製造受託に対応するため生産能力の増強を図る。

■ 新工場概要

名称:第八製剤棟
所在地:富山県富山市八日町326番地(本社工場敷地内)
投資額:35億円
建築面積:1,515.96㎡
延床面積:3,301.14㎡
構造:鉄筋コンクリート造 3階建て
用途:高薬理製剤の製造
着工予定:2017年10月
竣工予定:2018年12月

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