トンボ飲料、富山市に新工場/パウチゼリー飲料の増産
2017年7月14日
清涼飲料の製造販売・受託製造を行うトンボ飲料(富山県富山市)はこのほど、本社工場隣地に新工場を建設し、口栓付パウチゼリー飲料の増産を行うと発表した。
口栓付パウチゼリー飲料は、ライフスタイルの多様化に伴い、高齢者向けや健康志向、美容志向の需要が増加している。また2020年の東京オリンピック ・パラリンピックに向けてスポーツアスリート向け商品の新発売が相次いでいる。
設備投資額は24億円。延床面積は3,092㎡の鉄骨造2階建て。製造工場、調合室、品質管理室、原料倉庫、製品倉庫からなる施設を建設する。生産能力は現在の年間3000万袋から6000万袋への倍増となり、主に受託生産を行う。2017年7月の着工、2018年2月の竣工、同年3月の稼働開始を予定する。
新工場は、使用する包材の全てにおいて、受託生産顧客の要望に対するフレキシブルな対応が可能となっている。また、仕上げ工程での省人化によるコストダウンを実現する。さらに、FSSC22000認証による高い品質レベルに加え、スポーツアスリートのアンチ ドーピング認証を目指した原材料管理機能を有している。
■ 新工場概要
所在地:富山県富山市下赤江町1-153-1
投資額:24億円
延床面積:3,092㎡
構造:鉄骨造2階建て
施設内容:製造工場、調合室、品質管理室、原料倉庫、製品倉庫
生産品目:口栓付パウチゼリー飲料
生産能力:6000万袋/年(現在 3000万袋/年)[主に受託生産]
着工予定:2017年7月
竣工予定:2018年2月
稼働予定:2018年3月