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UACJ、米国の生産設備を増強/350億円を投資/自動車用アルミ材を生産

2015年11月2日

 アルミニウム圧延メーカーのUACJ(本社:東京都千代田区)は10月29日、米国ケンタッキー州の工場で鋳造能力を含むアルミニウム板圧延能力の増強を行うと発表した。

 投資額は2~4年間で約350億円。鋳造炉の新設などを実施し、生産能力は工場全体で3割程度高まる。今後北米で拡大が見込まれるアルミニウム需要に対応する。

 鋳造炉のほか、加熱炉や検査装置を新設し、圧延ラインも改造する。増強する設備は2016年から順次稼働させる計画。

■ 増設概要

会社名:Logan Aluminum Inc.
所在地:米国ケンタッキー州
投資額:約350億円(2~4年間)
着工:2015年10月
稼働開始予定:2016年から順次稼働

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