三井金属、台湾で高周波基板用銅箔「VSP」の生産能力増強
2017年7月25日
三井金属鉱業(東京都品川区)は20日、台湾工場で高周波基板用銅箔「VSP」の生産能力を増強すると発表した。
「VSP」は台湾工場(台湾銅箔股份有限公司)の主力製品であり、主に通信インフラ機器(サーバー、ルーター、基地局など)の高周波基板用として使用されているが、データ通信の高速化・大容量化を背景として昨年より販売量が大幅に増加している。
今回、台湾工場の現有設備の一部改造と電解設備の新設によって生産能力を現行の月間175t体制から275t体制へ増強する。稼働開始は2018年4月を予定している。
■ 設備投資概要
会社名:台湾銅箔股份有限公司
所在地:中華民国南投県南投市
増産品目:高周波基板用銅箔「VSP」
生産能力:275t/月(現行175t/月)
稼働予定:2018年4月