雪印メグミルク（東京都新宿区）は28日、約200億円を投じて国産乳製品の製造拠点である磯分内工場に新棟を建設し、生産設備を導入すると発表した。

　磯分内工場は、1960年に操業を開始し、バター、生クリームや脱脂粉乳製造の主力工場として稼働している。

　現在の製造棟は手狭であることや老朽化も進んでいることから、設備運用上の制約が大きいため、生産機能を維持・強化するためには、建物や製造機器も含めた設備全般の刷新が必要と判断した。

　設備は、バター製造等に関わる新棟（事務・厚生設備、生乳受け入れ設備等を含む）の建設や、ユーティリティ設備に関わる新棟（ボイラ、受配電設備、冷凍機、用排水処理設備等を含む）等の建設を計画する。