亀田製菓、ベトナムの新工場が稼働/揚げせんべいの生産能力を増強
2015年11月2日
米菓大手の亀田製菓(本社:新潟県新潟市)は10月30日、ベトナム中部ダナン市近郊に建設中の新工場が稼働開始したと発表した。
増産するのは同社のベトナムの持分法適用関連会社であるTHIEN HA KAMEDA, JSC.(ティエン・ハ・カメダ)が、製造および販売している商品「ICHI」(揚げせんべい)が2014年4月の発売以降、順調に拡大していることから、生産能力の増強を図る。
ベトナム中部ダナン市近郊に生産拠点を開設しハノイ工場と合わせた2拠点体制とすることで、中部とベトナム最大の都市ホーチミンを含む南部の市場への商品供給体制を強化。ベトナム国内における事業拡大に取り組むことにより、同社グループの中期経営計画ビジョン「グローバル・フード・カンパニー」の実現に向け海外展開を加速させる。
■ 新工場概要
会社名:THIEN HA KAMEDA, JSC.(ティエン・ハ・カメダ)
所在地:ベトナム社会主義共和国トゥアティエン・フエ省
投資額:約1億円
延床面積:約3,000㎡
主な生産品目:「ICHI」(揚げせんべい)
稼働開始:2015年10月