プロロジス、大阪府門真市に加勢専用物流施設建設
プロロジス(東京都千代田区)は1日、(株)加勢の専用物流施設「プロロジスパーク門真」を開発すると発表した。
開発地は、大阪市内中心部まで約20分、京都市内中心部まで約35分の地点に都心型の物流施設として開発される。近畿自動車道「門真」ICまで約900m、第二京阪道路「第二京阪門真」ICまで約1.5kmといずれも至近に位置している。
施設は、約8,300㎡の土地に、4階建て延床面積約16,600㎡の物流施設となり、医薬品等の保管を想定し、保冷庫の導入を検討している。2017年11月の着工、2018年10月の竣工を予定している。
3PL・4PL企業の加勢はプロロジスのリピートカスタマーであり、門真市近郊で新拠点の整備を検討していた。今回、開発用地としてプロロジスは、既存カスタマーでもある日立物流から2016年に土地を取得し、専用物流施設の開発に至った。
加勢は、「プロロジスパーク門真」を、高付加価値を有する戦略的拠点と位置付けている。大阪中心部至近に位置する立地を活かし、従来の日雑品だけでなく、Eコマースや医薬品などの物流業務の受託を想定している。
Eコマースでは、大阪・京都・神戸など関西の消費地へのアクセス利便性を活かし、商品の即日配送を含む輸配送業務や、流通加工業務を想定する。
また、日雑品、医薬品においても、自社の配送ネットワークを活用。近隣の病院や医療施設、調剤薬局などにも即日配送を可能とする物流網を整備し、緊急性の高い商材を取り扱う企業や物流会社をターゲットとして、荷主を募る計画。
■ 物流施設概要
名称:プロロジスパーク門真
所在地:大阪府門真市東田町
敷地面積:約8,300㎡
延床面積:約16,600㎡
構造:地上4階建
着工予定:2017年11月
竣工予定:2018年10月