サラヤ、茨城県北茨城市に新工場/投資額60億円 100名雇用
2017年8月7日
洗剤・石鹸などを製造するサラヤ(大阪市東住吉区)は4日、北茨城市中郷町に新工場を建設すると発表した。
投資額は約60億円。敷地面積は約50,000㎡。建築面積は約10,000㎡。約100名程度の雇用を予定。2018年11月の着工、2019年12月の操業開始を予定している。
近年、感染症対策に対するニーズが高まっており、医療・公衆衛生・予防衛生などの各分野に加えて防災関連用品の備蓄や高齢化社会に向けての健康関連商品といった商品の需要が増加している。
今回、既存の西日本にある2工場(大阪工場、伊賀工場)だけでは、生産が追いつかないことから、供給能力の増強と新事業への対応、また災害などに対応した事業継続を目的として、新工場の建設を決定した。
同社は、経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(7次公募)」に応募し、7月14日付で採択を受けた。今後、同補助金の交付決定を前提として、新工場の建設を進める。
■ 新工場概要
所在地:茨城県北茨城市中郷町地内
投資額:約60億円
敷地面積:約50,000㎡
建築面積:約10,000㎡
主要生産品目:食品、食品添加物等、 化粧品、医薬部外品、一般雑貨品洗浄剤等
雇用予定:約100名程度
着工予定:2018年11月
操業予定:2019年12月