クラボウ、熊本開発センターに新生産棟建設/半導体製造装置向け樹脂加工品
2017年8月22日
倉敷紡績(大阪市中央区)は21日、熊本県菊池市の熊本開発センターに新棟を建設・増床すると発表した。
投資額は約6億円。延床面積は3,357㎡の鉄骨4階建て。2017年9月の着工、2018年3月の操業開始を予定する。
熊本開発センターでは半導体製造装置に使用される、耐薬品性に優れ、クリーン性が高い高機能樹脂加工品の開発・加工を行っている。
近年、パソコンやスマホに代表される電子機器をはじめ、自動車や家電などの分野で、IoTやAIなどの活用が注目され、半導体のニーズは増加傾向にある。
また、同社が製造する高機能樹脂加工品についても需要の増加が見込まれることから、熊本開発センターに新棟を建設・増床し、生産能力と開発体制を現行の2倍以上に強化する。
■ 新棟概要
所在地:熊本県菊池市森北1812-40(熊本開発センター)
投資額:約6億円
延床面積:3,357㎡
構造:鉄骨4階建て
設備内容:クリーンルーム、高機能樹脂の各種加工設備、評価・分析関連装置 一式
生産能力:現行の2倍以上
着工予定:2017年9月
操業開始予定:2018年3月