プロロジス（東京都千代田区）は22日、宮城県仙台市で、ヤマト運輸専用物流施設である「プロロジスパーク仙台泉2」の起工式を行ったと発表した。

　開発地は、宮城県仙台市泉区「泉パークタウン」内に開発される。東北自動車道「泉IC」より約2.5km、仙台駅から約10kmと交通アクセスに優れ、東北6県への輸送・配送拠点として最適な立地。また、地震や水害の発生リスクが極めて低いエリアであり、BCP（事業継続計画）の観点からも優れている。

　施設は、約65,000㎡の敷地に約30,000㎡および約8,200㎡の2棟構成で開発される。いずれも地上2階建てで、メーンの西棟には屋根を架けたスロープを設け、降雪時にも大型トラックが2階部分へ安全に通行できる計画。倉庫内には保冷庫を設け、多様な荷物に対応できる計画となっている。

　また、全館にLED照明を採用し、屋根面には約1メガワットの太陽光発電を設置するほか、非常用自家発電機を備えるなど、環境や事業継続性にも配慮した施設となる。