大塚製薬工場、ベトナム・ドンナイ省で輸液の新工場建設
2017年8月25日
大塚製薬工場(徳島県鳴門市)は23日、ベトナム子会社のOtsuka OPV Joint Stock Company(以下:大塚ベトナム)が、ベトナム南部ドンナイ省にてPIC/S GMPに対応した輸液の新工場を建設すると発表した。
大塚ベトナムは2003年に設立され、現在は大塚製薬工場、大塚製薬(株)、野村貿易(株)の合弁会社として事業運営している。
事業は、基礎輸液や高濃度アミノ酸輸液などの輸液製品の製造販売のほか、メディカルフーズの輸入販売を行っている。
今回、より高品質な輸液製品を顧客に届けるため、世界標準であるPIC/S GMPに準拠し、かつ生産能力も拡大した新工場の建設を決定した。今後は、同工場で生産する製品をベトナム国内で展開し、近隣諸国への輸出強化を図る。
また、大塚ベトナムの会社名をOtsuka Pharmaceutical Vietnam Joint Stock Companyに変更することも決定しており、今後登記申請を行い、承認後に変更する予定。
■ 新工場概要
名称:Otsuka Pharmaceutical Vietnam JSC AMATA Factory (仮名)
所在地:Plot 512, Road 13, Long Binh Industrial Park (Amata), Long Binh Ward,Bien Hoa City, Dong Nai Province, Vietnam
建築面積:15,074㎡
延床面積:18,288㎡
構造:2階建て
主な生産品目:基礎輸液、高濃度アミノ酸輸液等
従業員数:230名(予定)
着工予定:2018年1月