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豊田合成、ベトナム・タイビン省に新工場建設

2017年8月31日

 豊田合成(愛知県清須市)は30日、世界各地域における安全規制強化により拡大するエアバッグの需要拡大に対応するため、ベトナムに新工場を建設すると発表した。

 新工場は、同社の生産子会社「豊田合成ハイフォン有限会社」(TGHP)の分工場として設立し、エアバッグ部品などを2019年7月から生産、日本や北米、欧州などのエアバッグ最終組付拠点へ輸出する。新工場の設立に伴う投資額は2,460万米ドル(約26億円)であり、2018年3月から工場建設を開始する。

 同社は、エアバッグを中心とするセーフティシステム製品を重点事業と位置づけ、グローバルでの生産体制強化に取り組んでいる。ベトナムにおける同事業の生産能力は、2016年度はエアバッグ部品が年産1,450万個、ハンドルが年産220万本であり、2023年度にはエアバッグ部品を2,300万個、ハンドルを320万本に増やす計画。

■ 新工場概要

会社名:Toyoda Gosei Haiphong Co., Ltd.
工場名:豊田合成ハイフォン タイビン工場(仮名)
所在地:ベトナム社会主義共和国 タイビン省 ティエンハイ工業団地
投資額:2,460万米ドル(約26億円)
土地面積:約113,000㎡
建屋面積:約20,800㎡
生産品目:セーフティシステム製品(エアバッグ部品、ハンドル)
従業員数:約1,000名(2021年3月末予定)
着工予定:2018年3月
生産開始:2019年7月

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