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関西電力、堺港発電所のガス製造施設が稼働開始

2017年9月4日

 関西電力(大阪府大阪市)は1日、堺港発電所内で建設を進めていた、ガス事業用ガス製造施設である熱量調整設備が竣工し稼働を開始したと発表した。

 同社はこれまで、姫路第二発電所の熱量調整設備を用いて、託送供給を活用したガス販売を行ってきた。2002年からは大口の顧客向けに、2017年4月のガスの小売全面自由化以降は、家庭の顧客向けにガス販売を開始した。

 今回、新たに設置した熱量調整設備を稼動させることで、同社の託送供給用のガス供給能力は、年間約60万トンから約90万トンに増加する。

■ 設備投資概要

所在地:大阪府堺市西区築港新町1-2(堺港発電所)
設備:熱量調整設備
用途:都市ガスの製造
規模:11万㎥/h×1系統(年間約30万トン)
竣工・本格稼働:2017年8月31日

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