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パナソニック、滋賀工場で太陽電池モジュールの生産終了

2017年9月8日

 パナソニック(大阪府門真市)は7日、滋賀県大津市の滋賀工場で生産する太陽電池モジュールの生産を終了すると発表した。

 同社は、ソーラー事業の競争力向上を目指し、従来のモジュールのみの販売から、高出力太陽電池セル単体のデバイス販売も今年度中に開始し、B2B事業を強化する計画。

 今後、セルの販売強化により、グローバルの生産体制を活用する。モジュール生産体制については見直しを図り、住宅用、産業用モジュールの生産は海外工場、車載用モジュールの生産は二色の浜工場で行う。生産停止は2018年3月を予定している。

 同工場の従業員については、パナソニックグループ内での異動・再配置を基本に、雇用確保を前提に労使協議を進めるとしている。

■ 拠点概要

名称:エナジーシステム事業部 ソーラーシステムビジネスユニット 滋賀工場
所在地:滋賀県大津市瀬田1丁目1-1
従業員数:63名
生産品目:太陽電池モジュール
設立:1950年9月(三洋電機(株)の工場として設立)
太陽電池モジュールの生産開始:2008年7月
生産停止予定:2018年3月

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