住友大阪セメント、中国で光通信用部品の製造設備増設
2017年9月8日
住友大阪セメント(東京都千代田区)は6日、中国の製造子会社である東莞住創光電子技術有限公司に世界最高レベルの伝送速度を有する100G変調器の生産設備を増設したと発表した。
クラウドコンピューティングやスマートフォンの普及、4K画像伝送などの需要に加え、中国政府の経済政策などにより、光通信市場が急拡大していることから、今後も伝送需要の増加が見込まれている。
同社の光電子事業部の主力製品であるLN変調器は、高速かつ大容量の伝送が可能な高機能製品群を備えており、2018年度以降には需要が増加すると見込まれている。
これらの設備増設により、中国をはじめとした世界的な需要拡大に対応し、市場成長を上回る増産対応を進める。
■ 設備投資概要
会社名:東莞住創光電子技術有限公司
所在地:中国・広東省東莞市 松山湖工業区
増産品目:100G変調器
竣工・稼働開始:2017年9月5日