日本マルコデータ、与論町に食肉加工工場/ホロホロ鳥の加工
2017年9月11日
ホロホロ鳥の養鶏を行う日本マルコデータ(鹿児島県大島郡)は、大島郡与論町の本社工場隣接地に新工場を建設する。
投資額は約4,900万円。用地面積は約979㎡。建物面積は約186㎡。新規雇用予定は7名。2017年8月に着工しており、2018年1月の操業開始を予定する。年間売上は初年度約2,300万円を計画している。食肉加工場の新設は中部日本マルコ(株)の出資により実施される。
ホロホロ鳥は、アフリカ原産の鳥で、現在はフランスや西インド諸島で主に飼育されており、高級食材としてフランス料理などで用いられている。
同社は、ホロホロ鳥の養鶏事業に取り組み、人工孵化技術の向上や種鳥飼育方法の確立などにより500羽の種鶏を飼育することに成功。現在、ひな鳥を約700羽飼育するなど、量産・生産体制の確立を図っている。
今回、ホロホロ鳥の食肉加工場の建設は、与論島内の宿泊施設だけでなく、首都圏を中心とする高級飲食店やホテルなど、全国販売に向け計画された。
■ 新工場概要
工場名:日本マルコデータ(株)食肉加工場
所在地:鹿児島県大島郡与論町茶花1900-1及び1891-1の一部(町賃借)
投資額:約4,900万円
用地面積:979.8㎡
建物面積:186.48㎡
新規雇用者:7名(初年度予定)
事業内容:ホロホロ鳥の食肉加工
売上計画:約2,300万円/年(初年度)
着工予定:2017年8月
操業予定:2018年1月