プロロジス、千葉市に「プロロジスパーク千葉」を計画
プロロジス(東京都千代田区)は11日、千葉県千葉市稲毛区で、賃貸用物流施設2棟からなる「プロロジスパーク千葉」の開発を決定したと発表した。
開発地は、千葉湾岸エリアから約6kmに位置し、国道16号と東関東自動車道の結節地点に開発される。東関東自動車道「千葉北IC」からわずか約3km、京葉道路「穴川IC」からも約4kmと至近となっている。
また、計画地周辺の千葉市や隣接市内には複数の住宅地が広がり、入居企業の労働力確保が期待されるほか、Eコマース、首都圏へ配送する食品・日用雑貨、空港を利用した国際貨物など、多様な物流ニーズに対応できる物流適地となっている。
施設は、約96,300㎡の敷地内に、延床面積約145,000㎡のマルチテナント型施設「プロロジスパーク千葉1」と、延床面積約66,000㎡のBTS型施設「プロロジスパーク千葉2」を擁する物流ハブとして開発される。
BTS型施設は、入居企業の要望に応じて設計予定。マルチテナント型も、ドライ倉庫以外に、冷凍冷蔵倉庫を含めてあらゆるニーズを想定し、今後のプレマーケティングによって仕様を決定する。
アメニティ面では、多くの雇用を想定し、専用送迎バスの運行、保育スペースの設置、カフェテリアスペースの拡充など、労働環境を重視した施設計画を検討している。
■ 物流施設概要
◇ マルチテナント型施設 「プロロジスパーク千葉1」
名称:プロロジスパーク千葉1
所在地:千葉県千葉市稲毛区
敷地面積:約65,200㎡
延床面積:約145,500㎡
構造:地上5階建て
着工予定:2018年夏
竣工予定:2019年秋
◇ BTS型施設 「プロロジスパーク千葉2」
名称:プロロジスパーク千葉2
所在地:千葉県千葉市稲毛区
敷地面積:約31,100㎡
延床面積:約66,000㎡
構造:地上4階建てを想定(入居企業の希望によりカスタマイズ)
着工予定:2018年
竣工予定:2019年