アイリスオーヤマ、鳥栖第二工場増設工事を開始
2017年9月14日
アイリスオーヤマ(宮城県仙台市)は13日、佐賀県鳥栖市で鳥栖第二工場増設の起工式を行ったと発表した。
投資額は約60億円。敷地面積は34,224㎡。工場内ではLED照明を生産し、初年度に70億円の販売を計画する。竣工予定は2018年7月。
同工場には、LED照明の生産ラインと4万パレットを収容できる自動倉庫を新設する。現在、同社が持つ国内の自動倉庫は約20万パレットの収容力を持つが、今回の増設により、鳥栖工場全体で約6.4万パレットの収容力をもつ国内最大規模の工場となる。
2017年度は単体売上1,550億円(前年比127%)、経常利益10%の達成を目指している。中でも値ごろ価格の「なるほど家電」を開発、販売している家電事業は売上と利益を大きく伸ばし、地域密着の拠点戦略を展開しているLED事業においても競争力が向上している。
今後も更なる売上の増加を見込み、事業拡大に伴う取り扱い品目と出荷量の拡大に対応できる供給体制を構築する。
■ 新工場概要
所在地:佐賀県鳥栖市西新町1422-233
投資額:約60億円
敷地面積:34,224m²
自動倉庫:40,000パレット
生産品目:LED照明
販売計画:初年度70億円
新規雇用予定:初年度20名
着工:2017年9月
竣工時期:2018年7月