昭和電工、中国・広東省の新工場が竣工
2017年9月25日
昭和電工(東京都港区)は22日、中国子会社の昭和電工新材料(珠海)有限公司(以下:SDNZ)が建設を進めていた熱硬化性成形材料(Bulk Molding Compound, 以下:BMC)の新工場が完成し、竣工式を行ったと発表した。
同社グループのBMC事業は日本、上海、タイの3か所に生産拠点を有している。上海拠点では華東地域を中心に製品を供給していたが、中国におけるBMCの販売は、自動車・家電製品向けを中心に高い伸びを示していることから、フル稼働状況が続いている。今回、竣工式を行ったSDNZからは華南地域を中心に製品を供給する予定。
竣工式を行ったSDNZは、上海に次ぐ同社グループにおけるBMCの中国での第二拠点となる。
■ 新工場概要
会社名:昭和電工新材料(珠海)有限公司
所在地:中国広東省珠海市
事業内容:熱硬化性成形材料(BMC:Bulk Molding Compound)の製造
従業数:50名
竣工:2017年9月