大和ハウス工業（大阪市北区）は25日、岡山県都窪郡早島町で建設を進めていたマルチテナント型物流施設「DPL岡山早島」を30日に竣工させ、10月1日より本格稼働させると発表した。

　また、10月末には、同町においてマルチテナント型物流施設「DPL岡山早島Ⅱ」を竣工させ、11月より本格稼働させる。

　開発地は、山陽自動車道と瀬戸中央自動車道の「早島IC」から約1.5kmに位置しており、中国・四国地域だけでなく、関西、北陸、九州地域へのアクセスも容易。

　そのため、物流エリアの広域化・複雑化が進む中で、テナント企業のニーズに対応できる。また、JR山陽本線「中庄駅」から約2.5kmに位置していることや駐車場を105台完備しているため、職住近接の就労環境も整っている。

　また、2018年3月より「DPL岡山早島」の隣接地に新たにマルチテナント型物流施設「DPL岡山早島B棟」（延床面積：約1.3万㎡、2階建て）を建設し、同年秋に竣工させる予定。

　今後も同社は、インターネット通販の普及などで旺盛になっている物流ニーズに対応するため、中国地域での物流施設開発を加速させるとしている。