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旭硝子、デンマーク拠点の培養槽を増設/抗体医薬品の需要増

2017年9月26日

 旭硝子(東京都千代田区)は25日、連結子会社でバイオ医薬品開発製造受託会社(CDMO)であるCMC Biologics社の生産能力を増強すると発表した。

 今回、同社コペンハーゲンの製造拠点にシングルユース仕様の2,000リットル動物細胞培養槽を5基増設する。稼働開始は2018年第3四半期を予定している。

 設備は、既存の2,000リットル槽と同じ製造ラインに設置することで、2,000リットルから最大12,000リットルと幅広い培養規模に対応できるようになり、抗体医薬品をはじめとするバイオ医薬品受託案件の多様な需要に対応する。

■ 設備投資概要

会社名:CMC Biologics
所在地:デンマーク・コペンハーゲン
設備:2,000リットル動物細胞培養槽(シングルユース仕様)を5基増設
事業内容:バイオ医薬品開発製造受託、抗体/血液因子製造、組み替えワクチン、酵素、抗原性薬剤及びホルモン製造
稼働開始予定:2018年第3四半期

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