秋田グリーン電力、秋田県大仙市に木質バイオマス発電所を建設
2017年9月27日
タケエイは26日、子会社である秋田グリーン電力(秋田県大仙市)が、大仙市に木質バイオマス発電所を建設すると発表した。
総投資額は33億円。敷地面積は13,029㎡。建物面積は2,593㎡。発電所の設置工事完了は2018年末を予定しており、試験運転の後、2019年の春頃より営業運転を開始する計画。燃料となる木質チップは、先行する(株)津軽バイオマスエナジー、(株)花巻バイオマスエナジーと同様に、地元の木材を中心に調達する予定。
秋田グリーン電力は、秋田県初となる林業・木材産業関係施設整備事業(木質バイオマス発電事業施設資金融通事業)事業者として選定されており、無利子融資での借り入れ対象設備となっているほか、大仙市誘致企業として、土地取得に伴う一部費用の助成など、各種助成制度の適用を受けている。
■ 発電所概要
会社名:秋田グリーン電力(株)
所在地:秋田県大仙市協和稲沢字台林16-1他4筆
総投資額:33億円
敷地面積:13,029㎡
建物面積:2,593㎡
用途:木質バイオマス発電
発電能力:7,050kW(一般家庭 約15,000世帯の年間消費電力量に相当)
売電先:東北電力(株)を含む小売電気事業者(固定価格買取制度(FIT)による売電)
燃料:隣接する(株)門脇木材より調達
着工:2017年9月
完成予定:2018年12月
売電開始:2019年2月