滝澤鉄工所、岡山市の本社第5工場が完成
2017年9月28日
工作機械メーカーの滝澤鉄工所(岡山市北区)は26日、本社事業所敷地内に建設中の「本社第5工場」が完成したと発表した。
投資額は付帯設備含め約8億円。建築面積は約1,740㎡。延床面積は約3,100㎡の鉄骨造2階建。NC旋盤(主にTTシリーズ)の製品組立、ユニット部品組立を行う。加えて、部品倉庫も整備する。稼働開始は2017年10月を予定している。
今回、ニーズが拡大している「ターンキー」案件の需要増加に対応し、生産性と収益性の向上を図る。また、部品保管における外部倉庫への依存を低減させ管理コストを削減する。加えて、老朽化した一部既存工場の将来的な建替えを見据え、生産体制の整備を図る。
工場内は、2階部分を連絡通路で接続したパーツセンター棟より効率的な部品供給を行うとともに、2階で組立てたユニット部品を1階の製品組立工程に供給することで、組立工程全体のリードタイム短縮を図る。
また、「生産指示」と「進捗状況」の見える化を実現する生産管理システムの構築により、ロスのない高効率な工場を目指す。
■ 新工場概要
名称:(株)滝澤鉄工所 本社第5工場
所在地:岡山県岡山市北区撫川983番地
投資額:約8億円(付帯設備含む)
建築面積:約1,740㎡
延床面積:約3,100㎡
構造:鉄骨造2階建
内容:NC旋盤(主にTTシリーズ)の製品組立、ユニット部品組立、部品倉庫の整備
稼働開始予定:2017年10月