マツダ、マレーシアで生産体制強化
2017年9月29日
マツダ(広島県広島市)は28日、マレーシアの生産販売会社であるMazda Malaysia Sdn. Bhd.(以下:マツダ・マレーシア)が、8月29日から現地組立している新型「マツダ CX-5」を披露するとともに生産体制を強化したと発表した。
マツダ・マレーシアは、新型「CX-5」を現地組立するにあたり、約23億円を投資して、マツダ車専用の高意匠色用塗装工場を新設するとともに、車体工場の溶接工程の一部を自動化した。
これらの施策などにより、マツダのマザー工場である宇品工場(広島県)や防府工場(山口県)と同等の技術を取り入れた体制となり、より高品質なマツダ車の生産を実現する。
なお、マレーシアで生産された新型「CX-5」は、従来の供給先である同国とタイに加えて、今後フィリピン、インドネシア、カンボジア、ミャンマーなどに輸出される計画。
■ マツダ車専用 高意匠色用塗装工場 概要
会社名:Mazda Malaysia Sdn. Bhd.
所在地:マレーシア・ケダ州クリム イノコム社工場敷地内(マツダ・マレーシアの生産委託先の自動車製造会社)
投資額:約23億円
投資内容:高意匠色用塗装工場の新設
塗装色:「ソウルレッドクリスタルメタリック」「マシーングレープレミアムメタリック」「スノーフレイクホワイトパールマイカ」
稼働開始:2017年8月29日