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日野自動車、米国・ウェストバージニア工場を移転・拡張

2017年9月29日

日野自動車(東京都日野市)は28日、米国子会社のHino Motors Manufacturing U.S.A., Inc.が、ウェストバージニア工場の近隣工場を取得し、生産工程を集約するとともに、キャブを現地生産すると発表した。

 今回、生産の現地化を強化するため、ウェストバージニア工場の近隣工場を取得する。まずは現工場と周辺に分散している生産工程を集約することで効率化を図り、次ステップとして現在日本で行っている北米専用車のキャブ生産を同工場へ移管する。

 投資額は約1億ドル(約112億円)。新工場は2019年初より稼働を開始し、中型トラックの高馬力モデルの生産も始める。続けてキャブの現地生産を開始する計画。2020年初には2直化を予定しており、新たに約250人の雇用増を見込んでいる。

■ 設備投資概要

会社名:Hino Motors Manufacturing U.S.A., Inc.
所在地:ウェストバージニア州ミネラルウェルズ
投資額:約1億ドル(約112億円)
敷地面積:約378,000㎡
生産能力:24,000台/年(2直定時)
従業員数:2020年初に2直化に伴い、約250名の雇用増。その後、キャブ現地生産化等に伴い更なる雇用増
稼働開始予定:2019年初

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