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東芝三菱電機産業システム、インドに新工場

2017年10月2日

 東芝三菱電機産業システム(東京都中央区)はこのほど、インド・カルナタカ州ベンガルール近郊のトムクール地区に新工場を建設し、10月より稼働を開始すると発表した。

 同社のインド事業については、現地法人であるTMEIC Industrial Systems India Private Limitedが運営しており、同地区にモータ工場を2016年2月に建設し、稼働している。今回新設されたパワーエレクトロニクス工場は、このモータ工場に隣接している。新工場では、主に太陽光発電用パワーコンディショナ、無停電電源装置、高圧モータドライブ装置を製造する。

 2つの工場では既に約330名が働いており、モータ、パワーエレクトロニクス製品を生産している。従業員数は今後2年間で約500名まで拡大させ、2020年度には2工場で、売上約2億ドル(220億円)を計画している。

 また、新工場は、再生可能エネルギーである太陽光発電システムを導入し、自社製品である太陽光発電用パワーコンディショナを使用して、製品製造にかかるエネルギーを自社内で発電する、次世代の「エネルギー循環型工場」を実現する。

■ 新工場概要

会社名:TMEIC Industrial Systems India Private Limited
所在地:インド・カルナタカ州トムクール地区
延床面積:約12,000㎡
主な生産品目:太陽光発電用パワーコンディショナ、無停電電源装置、高圧モータドライブ装置
売上計画:売上約2億ドル(220億円)[2020年度 2工場]
稼働開始:2017年10月

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