セイコーエプソン、160億円で広丘事業所内に新棟建設
2017年10月6日
セイコーエプソン(長野県諏訪市)は5日、広丘事業所内に商業・産業用大型印刷機の試作・量産工場とデジタル捺染のテストラボ機能を備えた新棟「イノベーションセンターB棟」を建設すると発表した。
投資額は160億円で、延床面積約37,650㎡。1階を工場・テストラボエリア、2~3階をオフィスエリアとする3階構造を予定。2018年夏季に着工し、2019年度末の稼働を計画している。
新棟建設により、商業・産業印刷分野における研究開発力・生産技術を強化するとともに、関連部門をオフィスエリアに集約することで業務の効率化を図る。
広丘事業所は、プリンティングソリューションズ事業におけるコアデバイスの研究開発・生産拠点、インクジェットプリンターの企画設計拠点としての役割を担っている。今回建設する新棟のほか、2018年度上期には最先端の「PrecisionCore(プレシジョンコア)」プリントヘッドを生産する新工場の竣工を予定している。
■ 新棟概要
名称:イノベーションセンターB棟
所在地:長野県塩尻市広丘原新田80(広丘事業所)
投資額:160億円
延床面積:約37,650㎡
構造:鉄骨3階建て(1階を工場・テストラボエリア、2~3階をオフィスエリア)
事業内容:商業・産業用大型印刷機の試作・量産
着工予定:2018年夏季
稼働予定:2019年度末